忙しさで修復中断、柱はシロアリで、、でも幸運が、
2016/08/10
この古民家を手に入れた当時、仕事面では2人で中部地域(富山・石川・福井・岐阜・愛知・三重・静岡)を対応していました。
が、その同僚(先輩)が定年を迎え、とりあえず人員補充されるまでは私1人で頑張るということに、、。
当然普通に仕事量をこなせるはずも無く、毎日睡眠時間が2時間取れるかどうか。
平日は朝まで仕事をしても終わらず、土日も無しで努力してきました。
本社へは時々人員補充の催促をしていたものの、よくある話しでそのまま3年が経ってしまって、、。
もちろん、その間家の修復作業も進むはずは無く、壊れた雨どいが原因でいつの間にか2階への通し柱1本がシロアリにやられてしまったりして、、、今後どうしたものかと途方に暮れていました。
が、そんな暗雲立ち込めていた中で我が家が国の伝統的建築物として認められ、修復工事にあたってかなりの補助金を受けられることになりました。
渡りに舟とはまさにこのこと。
この家を手に入れた当初は全て自力で修復しようと思っていましたが、今回は補助金対象部分である屋根や外壁等の修復を優先して業者へお願いしました。
今までは私が週末に素人作業していたことで超スローペースでの修復だったのですが、2014年春から2016年春にかけての長い作業期間となりましたが、おかげでとても綺麗な家に復元できました。