なんとも可愛らしく心も軽快 フォード フェスティバ 3ドア1300
2016/03/08
名古屋で生活を始めた頃、とりあえずの足をということで乗っていたのがこの車。
真っ赤な車体とキャンパストップで派手だったのですが、慣れてしまえばとても可愛らしく思え、近中距離の足としても軽快に走り、ダッシュボード上の扉を開けると缶コーヒー用の冷暖ボックスがあったりして、とても気に入っていました。
また、天気のいい日はキャンパストップを開けて気持ちよく走れたばかりか、長い脚立のようなものでも屋根上から斜めに突っ込んで運ぶこともできたので予想外に便利、、。
外観に、遊び心に、使い勝手にとても大好きな車でした。
長く乗っているうちに塗装が痛んできたので、自分で同じような明るい赤で全塗してみた時がありました。
まずは塗装しない部分全てをテーピングし、傷や凹みをパテで処理。
下塗りのサフェーサ処理の後に上塗り3回。
上塗りに使用する塗料は汎用の赤ではちょっと暗くなってしまうようなので、昔フェラーリの雰囲気に似た三菱のGTOと同じ赤ということで塗料店で調合を依頼。
ちなみにサフェーサもその専門店で同時購入。
サフェーサは濃い目のグレーが色あいが良く出るということで試してみたのですが、その後赤を塗ると予想以上に深い赤色になってしまって私のイメージではないものに、、。
次に試したのが真っ白のサフェーサでしたが、今度は私のイメージ以上の爽快感ある明るい赤に。
大満足したところで、、、さあ塗装開始。
ところでエアコンプレッサやエアブラシ等は自前で持っていたものの、決断を要したのが塗装の場所。
この車を塗装する時にはガレージが無かったので青空塗装となってしまったのですが、エアブラシから噴射した塗料が風で流れ去ってしまったり、日差し加減の変化で塗面のツヤ具合が変わってしまったり、、、。
この時ほどガレージのありがたみを感じたことはありませんでした。
まあ、今回は青空塗装という無謀な作業となったものの、なんとか無事に完了。
とても綺麗に仕上がったのに気を良くし、その後も海へ山へお買い物へと活躍してもらっていました。
そういえばこの時の塗色参考にしたのが三菱GTOでしたが、、。
三菱は普段はあまり冴えない車が多いというイメージがあったものの、ある日突然ホームラン商品が出てくるという感じでもある不思議なメーカー。
耐久性はあまり絶賛できない感じですが、やはり車は1にデザイン、2にデザイン、3に性能という面食いジャンル。
今までギャランGTOやラムダ、パジェロ、BMWの雰囲気を持ったディアマンテ、それに続いてこのGTO。
特にこのGTOは個性が強く、結構好きなデザインでした。
ただ初代ディアマンテや初代GTOはデザインがなかなか良かったものの、その後のモデルチェンジでそれぞれ変なデザインになっていったのには残念。
特に初代GTOは一度乗ってみたい車でした。
この写真を見ていると、またまた悪い虫がうずいてきそう、、。